株・FX日経平均株価

リーマンショック時の日経平均株価の推移

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リーマンショック

2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻しました。

それをきっかけに、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した金融危機が、リーマンショックです。

原因(概要)

以前より、サブプライム住宅ローン危機やプライムローン、オークション・レート証券、カードローン関連債券などの資産価格の暴落が発生していました。そのため、多くの銀行や証券会社が巨額の損失を抱えていました。

負債総額約6,000億ドル(約64兆円)という損失を抱えていたリーマン・ブラザーズ・HDは、他の証券会社からの買収や公的資金の注入を拒否され、とうとう9月15日に破綻しました。

日経平均株価への影響

リーマン・ブラザーズHDの経営破綻をきっかけに、連鎖的に世界規模の金融危機が発生したことにより、日経平均株価も大暴落を起こします。9月12日(金曜日)の日経平均株価の終値は12,214.76円でしたが、10月27日には終値として最安値の 7,162.90円まで下落し、10月28日には一時は6,000円台(6,994.90円)まで下落します。

9月12日から10月27日の下落は-5,051.86円(-41.36%)です。

日経平均株価 が リーマン・ブラザーズHD の経営破綻前の12,000円台に戻るまで5年間費やし、2013年3月8日に日経平均株価の終値 は12,283.62円なります。

それ以降、中国経済のバブルやアメリカの景気回復により、日経平均株価も上昇し続けます。

日経平均株価の推移

下記のグラフは、リーマン・ブラザーズHDが経営破綻する直前の9月1日より12月30日までの3か月間の日経平均株価の推移です。
(9月1日の日経平均株価の値を1にしています。)

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