1999年の日経平均株価 ITブームにより徐々に日経平均株価は上昇

日経平均株価推移
日経平均株価推移

1999年(平成11年)の日経平均株価です。

アジア通貨危機の発生から2年以上が経過し、東アジア経済やITブームによりアメリカ経済が順調に景気拡大を続けましした。日本経済も小渕内閣による過去最大規模の景気対策、ゼロ金利政策や米国からのITブームにより徐々に日経平均株価は上昇し始めました。

しかし、1999年の雇用・失業情勢は、依然厳しい状況が続きました。有効求人倍率は0.47倍と過去最低を記録し、完全失業率も過去最高の4.8%となるなど、厳しい状況が続きました。

日経平均株価

日経平均株価は、年初の1月5日に13,415.89円、年末に18,934.34円(+5,092.17円、+36.79%)。安値は1月6日の13,232.74円、高値は年末の12月30日に18,934.34円をつけました。
年初から年末までほぼ上昇し続けました。

大きな値動き

1999年の日経平均株価の乱高下・暴落の件数です。

対前日の値幅率+2%以上は15回、値幅率-2%以上は13回発生しました。
対前日の値幅率+3%以上は7回、値幅率-3%以上は4回発生しました。
対前日の値幅率+4%以上は2回、値幅率-4%以上は0回発生しました。

値幅率±3%以上

対前日の値幅率±3%以上の大きな値動きです。

年初の1月5日に昨年末比-426.28円(-3.08%)下落しました。

3月5日に前日比+710.55円(+5.01%)上昇しました。

3月18日に前日比-550.19円(-3.38%)下落、3月19日に前日比+660.86円(+4.20%)上昇、3月24日に前日比-503.63円(-3.14%)下落、3月24日に前日比+470.57円(+3.03%)上昇しました。
4月1日に前日比+490.97円(+3.10%)上昇しました。
米国のダウ平均株価が、3月16日の取引時間中に初めて1万ドルを突破し、3月29日には終値で1万ドルを突破し終了しました。

5月6日に前日比+599.08円(+3.59%)上昇しました。

9月22日に前日比-607.03円(-3.39%)下落、9月28日に前日比+504.64円(+3.00%)上昇しました。
9月21日、台湾で地震が発生しました。台湾では20世紀で一番大きな地震であり、当時台湾は世界の主要半導体生産地であったことから、半導体業界に影響を与えました。

10月29日に前日比+528.37円(+3.03%)上昇しました。

主な出来事

社会

国旗国歌法が成立、勃起不全(ED)治療薬「バイアグラ」が厚生省により認可、臓器の移植に関する法律に基づく初めての脳死臓器移植が実施、茨城県東海村の核燃料加工会社「ジェー・シー・オー」で臨界事故が発生、日本の領海内で北朝鮮の不審船2隻を発見し海上自衛隊に初めて「海上警備行動」が発動されました。

ドコモのiモードが開始、ソニーが子犬型ペットロボット「AIBO」を発売、『ONE PIECE』が放送開始、ジャニーズ事務所の嵐がデビューし、スター・ウォーズ エピソード1(ファントム・メナス)が公開、2ちゃんねるが開設され、ノストラダムスの予言と世紀末ブームになりました。

経済

日本銀行によるゼロ金利政策が開始され、第一勧業銀行と富士銀行と日本興業銀行の3行の持株会社の設立によりみずほフィナンシャルグループ、住友銀行とさくら銀行が合併により三井住友銀行が設立されました。
日産自動車がフランスのルノーと資本提携を結びました。

政治

1月14日に自由民主党と自由党との自自連立政権により小渕1次改造内閣が発足、10月5日 自自公連立政権により、小渕2次改造内閣が発足しました。
石原慎太郎が都知事選挙で東京都知事に当選しました。

海外

EU11か国において単一通貨「ユーロ」が導入、ユーゴスラビア連邦セルビア共和国のコソボ自治州で起きた民族紛争にて北大西洋条約機構(NATO)は和平案受け入れを拒んだユーゴを空爆、9月21日に台湾で地震、8月17日にはトルコ北西部地震が発生しました
12月17日のニューヨーク株式ダウでは史上最高値が1万1000ドルを突破しました。

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