穏やかに推移していた株価が突然急落し、大陰線が３本立つと、その後急騰の可能性があります。
通常、何らかの悪材料による株価の急落では、その後の株価の回復は期待できません。しかし、特段の理由がなく急落した場合は回復の期待があります。
そのため、急落によって「3本の大陰線」が現れたら、買いシグナルと見てもよいでしょう。
特に「3本の大陰線」の最後の陰線に長い下ひげ陰線、またはその次のローソク足に長い下ひげ陽線が現れたら、非常に強い買いシグナルと見てもよいでしょう。
その後しばらくもみ合いが続き、下落する気配が見られないのであれば、株価はそのまま上昇していく可能性は高いでしょう。
そのため、「3本の大陰線」が現れたら、売買のタイミングに注意したほうがいいでしょう。
一方、「3本の大陰線」とは逆に、穏やかな安値圏で推移していた株価が突然上昇することがあります。これを「3本の大陽線」と呼び、この「3本の大陽線」が現れたら売りシグナルと見てもよいでしょう。
通常、株価の急激な上昇や下落は、何らかの材料により、引き起ります。しかし、そのような材料が見当たらない場合は、トレンドの変化の見極めが重要になるでしょう。
