ブログやサイトなどを作成する際、どのトップドメインを取得したらいいか迷いませんでしたか。
見慣れている「.com」がいいような気もするけど、ほかのトップドメインはどうなんだろうかとか・・・
あまり見慣れないトップドメインを取得してもいいのかどうか、値段との兼ね合いですが、一般的に使用されているトップドメインが何か気になりましたので調べてみました。
分野別トップレベルドメイン
分野別トップレベルドメイン(gTLD: generic TLD)は、ドメイン利用者の居住している国や地域にかかわらず取得できるドメインを指します。代表的なgTLDには以下のようなものがあります。
「.com」:商業組織用のドメイン
「.net」:ネットワーク用のドメイン
「.org」:非営利組織用のドメイン
国コードトップレベルドメイン
国コードトップレベルドメイン(ccTLD: country code TLD)は、各国/地域に割り当てられたTLDであり、2012年3月現在で255存在しています。ccTLDは、ISO(国際標準化機構)で規定されている2文字の国コードを原則として使用しています。
ccTLDは、その登録方針から大きく二つに分類することができます。
「.tv」「.to」「.cc」:ドメイン名登録を全世界にオープンにしているドメイン
「.jp」「.au」「.us」:もう一つは国/地域内に限定しているドメイン
基本的に、その国/地域に存在(在住)する団体(個人)でないと取得できないという制限があります。
新gTLDが多数登場
近年では新ドメインと呼ばれる「新gTLD」が多数登場し、近年は「.tokyo」や「.shop」、「.game」など、より具体性を持った新ドメインが存在します。
トップドメインの登録状況
ドメイン名の登録管理を行っている株式会社日本レジストリサービスの統計情報によると、2019年2月現在のトップドメインの登録状況は下記の通りです。
旧来のgTLD
旧来のgTLDでは、「.com」が非常に多く登録(約1.4憶)されていることが確認できます。
次に、「.net」(約1400万)、「.org」(約1000万)、「.info」(約520万)、「.biz」(約210万)が登録されています。

新gTLD
新gTLDでは、「.top」(約380万)、「.xyz」(約230万)、「.loan」(約210万)が登録されています。

SEO対策
SEOの面でドメインの種類による大きな違いはないらしいのですが、しばらく使用することになるので、どのトップドメインを選択するかは悩みますね。
「.com」、「.net」、「.org」、「.info」、「.top」、「.xyz」、「.biz」、「.loan」が主に使われているトップドメインで、他にも「.work」、「.site」、「.monster」、「.online」、「.website」、「.tokyo」、「.tech」、「日本語.jp」、「都道府県型.jp」、などがあります。
基本的に気に入った好きなトップドメインを選んで問題ないようです。
しかし、SEOの面では、「日本語.jp」、「都道府県型.jp」だけは、日本向け限定になるらしいので、使用しないほうがよいらしいです。
まとめ
「.com」、「.net」、「.org」、「.info」、「.top」、「.xyz」、「.biz」、「.loan」が主に使われているトップドメインです。
それらは、「お名前.com」、「さくらのドメイン」、「ムームードメイン」、「エックスドメイン」などで取得可能です。

