移動平均線を考案した米国のチャート分析家ジョゼフ・E・グランビル氏は、日々の株価の方向性と長期移動平均線を見ることで、株価の売買や先行きを判断する株式投資理論を考案した。
それがグランビルの法則。
この法則は、4つの『買いシグナル』、4つの『売りシグナル』から成り立っています。
買いシグナル
①長期間下落してきた移動平均線が上昇し始め、株価が移動平均線を上回ったとき
②移動平均線が上昇しており、株価が下落し始めても移動平均線を下回らずに再反騰したとき
③移動平均線が上昇しており、株価が移動平均線を下回ったのち、再反騰したとき
④株価が下落局面でも、移動平均線から大きく乖離し反転したとき
売りシグナル
①株価が上昇局面でも、移動平均線から大きく乖離し下落したとき
②長期間上昇してきた移動平均線が下落し始め、株価が移動平均線を下回ったとき
③移動平均線が下落しており、株価が移動平均線を上回ったのち、再下落したとき
④移動平均線が下落しており、株価が上昇し始めても移動平均線を上回らずに再下落したとき