三尊型(トリプルトップ)は、上昇している株価が高値①を付けた後にいったん反落し②、そこから再び上昇し1回目の高値①より上昇し③、その後反落④し、三たび上昇するが最初の高値①を上回らずに反落⑤したのち、ネックラインを下回るチャートの形です。
すべての上昇が売りにおされて下落し、そのままネックラインを超える完全な下落トレンドに突入になります。つまりネックラインを超えた株価が売りとなります。
この三尊型(トリプルトップ)は、3つのトップ(山)で形成される「天井圏」を示し、出来高をともなってネックラインを越えると完全な売りシグナルとなります。
この二点天井(ダブルトップ)は、天井圏で出現しやすい形で、相場の底を示す「売りシグナル」のチャートパターンとして知られています。
この投資家に広く知られているシグナルは発生することでも、下落することを狙う売り手を増やすことから、非常に強い売りシグナルと言えるでしょう。
これとは逆に3つのトップ(谷)で形成されるチャートが「逆三尊型(トリプルボトム)」です。こちらは株価の「底値圏からの上昇」を示す買いシグナルとなります。