株価が上昇して天井圏のとき、長い陽線が現れることがあります。
そしてその次の日のローソク足が、その長い陽線の間におさまったとき、そのローソクをはらみ線と言います。
この「はらみ線」が陰線のとき、天井圏からの下落シグナルとなります。
「陰のはらみ線」は、前の大陽線の値動きの中に、次のローソク足の陰線が収まっているというローソク足の組み合わせのことです。
この「陰のはらみ線」の大陽線と陰線の2つのローソク足を組み合わせると、「長い上ひげ陽線」になることがわかります。
つまり、株価が上昇して天井圏にて、「陰のはらみ線（≒長い上ひげ陽線）」が現れると、下落シグナルとなります。
このはらみ線はよく現れますが、天井圏でこのはらみ線が陽線のときは、相場の流れが上昇トレンドから下落トレンド変わる前兆であるため、現れたら売りシグナルと見てもよいでしょう。
また、反対に底値付近でも大陰線と陽線の陽のはらみ線が現れることがあります。こちらは株価の「底値付近からの上昇」を示す「陽のはらみ線」であり、買いシグナルとなります。
