2004年の日経平均株価推移 為替介入による円安効果とそれによる株高
2002年から3年、『いざなみ景気』が続き、2003年に起きたイラク戦争やSARSの影響も弱まり、2003年後半から2004年初めにかけて、海外経済が急速に回復していき、さらに円安が進行したことにより輸出産業では利益が増加し、日本国内でも景気が回復していきました。
完全失業率は2004年に入ってから、雇用情勢の厳しさが残るものの、改善傾向がみられ、完全失業率は4.7%でした。
自動車や電機といった輸出産業では利益が増加し、日経平均株価は、2004年3月初めに、1年9月ぶりに11,500円を突破しました。