株価が下落して安値圏のとき、長い陰線が現れることがあります。
そしてその次の日の陽線のローソク足が、その長い陰線の間におさまったとき、そのローソクははらみ線と言います。
この「はらみ線」が陽線のとき、底値圏からの上昇シグナルとなります。
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「陽のはらみ線」は、前の大陰線の値動きの中に、次のローソク足の陽線が収まっているローソク足のことです。
![](https://www.pvt-trend.xyz/wp-content/uploads/2023/06/はらみ線-2000x799.png)
この「陽のはらみ線」の大陰線と陽線の2つのローソク足を組み合わせると、「長い下ひげ陰線」になることがわかります。
![](https://www.pvt-trend.xyz/wp-content/uploads/2023/06/陽のはらみ線(組み合わせ)-2000x1137.png)
つまり、株価が下落して底値付近にて、「陽のはらみ線(≒長い下ひげ陰線)」が現れると、上昇シグナルとなります。
このはらみ線はよく現れますが、安値圏付近でこのはらみ線が陽線のときは、相場の流れが下落トレンドから上昇トレンド変わる前兆であるため、現れたら買いシグナルと見てもよいでしょう。
また、反対に天井圏でも大陽線と陰線の陰のはらみ線が現れることがあります。こちらは株価の「天井圏からの下落」を示す「陰のはらみ線」であり、売りシグナルとなります。