株価が上昇し天井圏付近に近づき、移動平均線との乖離が大きくなると、小さなローソク足が多数現れることがあります。
出来高が多いとこのまま上昇する場合もありますが、出来高が少ないと上昇せず、値動きも少ないまま保ち合い状態になります。

このようなローソク足がつづくことを「団子天井」と言い、そこから上値が取れないと下落する可能性が高まります。

「団子天井」は酒田五法のひとつで、「ラウンドトップ」「鍋底天井」とも呼ばれる売りシグナルを示すチャートパターンのことです。
天井圏で出現しやすい形で出来高が減少したら、現在のポジションを見直す必要があるでしょう。